合わない派遣先。すぐ辞めることに問題はある?

働きやすい職場を見つけることは人生において重要だと思います。ほとんどの人が1日8時間以上は労働をする必要があるので、どうせなら相性がいい場所で過ごしたいですよね。

初日の段階でこの職場を辞めたいと思ったことがある人は意外と多いのではないでしょうか。

初日で辞めるという行動に不安を持つ人もいますが、実際大丈夫なことが多いです。私の経験も踏まえてお話していきます。

すぐ辞めることはできるの?

結論から言うと、すぐに辞めることは可能です。労働者には仕事を選ぶ権利があるので、派遣先で働き続けることも辞めることもあなたの自由です。

派遣会社の担当者からとやかく言われることもあるかと思いますが、これは担当者が契約先への仕事が増えてしまうためです。初日で辞めることで、あなた自身が訴えられることはないのでこの点はご安心ください。

早期退職の方がいいこともある

早く仕事を辞めることにはマイナスイメージを抱くかと思いますが、実際そうでないこともあります。私は派遣先では、派遣社員としても派遣現場で管理職としても働いていたこともあるので、その経験からお話しします。

管理職視点

管理職から見て一番ダメージが大きいのは、研修終了時点で退職されることです。

研修生でも給料は貰えますが、本来給料は戦力の人に払うものです。

研修生は利益を生み出すことはできません。そのため、研修生に給料を支払う行為は管理者目線では投資と捉えられるでしょう。

初日退職なら支払うお金も少なく済みますが、研修が進むほど会社が支払うお金が増えますよね。

支払うお金が多いほど、会社としては損をしてしまうわけです。

また、研修終了時の退職だと管理職側に原因があると見なされ、派遣会社からヒアリングされることもあります。

実際に管理職側の問題であればいいですが、辞めるタイミングによっては派遣会社側の責任が転嫁されるケースもあるので、初日退職の方がよいケースもあります。

派遣社員視点

様々な派遣現場で働いてきましたが、実際初日で辞めていく人はちらほらいました。「紹介された内容と違った」「職場の雰囲気が合わない」といった理由が主です。

合わない職場で働き続けることは、想像以上にストレスです。ストレスも溜め込んでいっても結局は自分が損するだけです。最悪の場合、病気になり再起不能になることもあり得ます。

自分を守ることができるのは自分だけです。世間から見たマイナスイメージで退職に踏み出せないこともありますが、我慢せずに行動した方がよい時もあります。

デメリットも考えておくこと

早期退職することで、派遣会社からの仕事紹介が貰いにくくなることは考慮しておきましょう。この点は別の派遣会社の登録やフードデリバリーなどのギグワークでデメリットの分散は可能です。

デメリットに対する対処はしておかないと自分の首を絞めることになるので、 対処法を学んだ上で退職という手段をとることをおすすめします。

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